東京ならではの冒険的なスタイルが登場
東京から世界へ向けて最新コレクションを発信する楽天ファッションウィーク東京。2024-2025秋冬シーズンは2024年3月11日〜17日の6日間で43ブランドが参加。そのうち35ブランドがランウェイショー形式でコレクションを披露、残りの8ブランドはデジタル形式での発表となった。イベントへの参加基準が厳しくなったことから、ブランド数は前シーズンを下回ったものの、海外市場を視野にいれた選り抜きのブランドが勢揃いした。
「ANREALAGE (アンリアレイジ)」のメンズライン「ANREALAGE HOMME (アンリアレイジ・オム)」のデビューショーをはじめ、「AKIKOAOKI (アキコアオキ)」「Chika Kisada (チカキサダ)」「FETICO (フェティコ)」「HARUNOBUMURATA (ハルノブムラタ)」など、東京ファッションウィークのアワード受賞ブランドが名を連ねた。番組では、楽天ファッションウィーク東京の開催期間の前後でコレクションを開催したブランドを含む40 ブランドを一挙公開する。
「HARUNOBUMURATA (ハルノブムラタ)」は、ドイツの写真家August Sander (アウグスト・ザンダー)の”
THREE FARMERS ON THEIR WAY TO A DANCE (舞踏会に向かう三人の農夫)”の作品から着想を得て、慣れないタキシードに身を包む農夫たちの装いをビッグショルダーコートや大きな襟をあしらったジャケットで、量感たっぷりのスタイルに落とし込んだ。マニッシュなスーツやドレスは、トップスよりボトムスにボリュームを与えることで、躍動感を演出する。
楽天ファッションウィーク東京のオープニングを飾った「HIDESIGN ( ハイドサイン)」は、”Gray Color ( グレーカラー)”をテーマに、ホワイトカラーにもブルーカラーにも属さない自由なポジションで働く人たちのユニフォームを提案。変形自在のパデットジャケットはフードを外せばスタンドカラーに、袖を外せばベストとしても着用できる。ブルゾンはジップの開閉で着る人の体型に合わせてフィット感を調整できる。ワークウェアの機能的なディテールであるドローコードがデザインの一部に昇華されているのも特徴だ。
HARUNOBUMURATA
ANREALAGE HOMME