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    2000秋 東京ストリート・ファッション
東京ストリートではミニ丈のタイトスカートとブーツが大流行
この秋、若者たちの注目を集めている”Y2K”ファッション。”Y2K”とは「Year 2000 kilo」の略語で、2000年代に若者に大人気だったブリトニー・スピアーズやパリス・ヒルトンが着用していたような若々しく、エネルギーに満ちあふれたスタイルのこと。おへそが見えるクロップド丈のトップスとミニスカートの組み合わせや、露出度の高いスリップドレス、ベロアやグリッターといった光沢素材など、当時のスタイルがリバイバルしている。そこで今月は2000年10月に有楽町と表参道で撮影されたストリートスタイルを蔵出し。2000年代に東京ではどのようなスタイルが流行っていたのか振り返ってみた。

季節的なものもあるかもしれないが、2000年秋の東京ストリートではおへそが見えるクロップド丈のトップスは見られなかった。その代わり、ミニスカートとミドル丈ブーツのコーディネートが台頭しており、露出度の高さをうかがわせる。フューシャピンクやオレンジ、アボカドグリーンといった明るいカラートーンが刺し色として登場。光沢感のあるミニマルなレザージャケットもまた、秋冬のトレンドアイテムとして大活躍していた。

有楽町:2000年10月10日 / 気温18度 / 湿度60% / 晴れ
ビジネス街のため、ダークトーンのスーツスタイルが多い。トップスは同色のニットを重ねたアンサンブルやGジャン、レザージャケットなど、軽めのアウターが主流。スカートはミニまたは膝丈のタイトシルエットが圧倒的に多く、サイドにはスリットが深く入っている。

表参道:2000年10月10日 / 気温20度 / 湿度65% / 晴れのち曇り
ヒールが10cm以上はありそうな厚底ブーツを履いて颯爽と歩く姿が印象的。色使いはより開放的で、ピンクやフレッシュグリーン、レッド、オレンジなど、鮮やかな色彩のアイテム同士を組み合わせるなど、エネルギッシュなコーディネートが見られた。裾を大きく折り曲げたロールアップジーンズは表参道ならではのトレンド。





表参道

表参道