オーバーサイズのスウェットシャツがオシャレ着に
初夏のような清々しさが漂う4月下旬の東京ストリート。先月、ストリートを占拠していたトレンチコートは急減し、オーバーサイズのパーカやスウェットシャツといったスポーツアイテムをアウター代わりに着用する姿が多数目撃された。オーバーサイズ志向は10代の若者を中心に勢いを増しており、袖ぐりを大きくたるませたスウェットシャツや、ワンピースとして着られるロングパーカなど、極端なシルエットが好まれている。アウターはGジャン、MA-1、ライダースジャケットといった軽めのアイテムが見られる程度。フェミニン寄りのスタイルではボータイブラウス、小花柄のマキシ丈ワンピースドが増加傾向を示している。
ボトムスでの一番人気は先月同様、ミニタイトスカート。膝上7、8cmのミニ丈でデニム素材のものが人気だ。反面、ミモレ丈のタイトスカートは減少傾向が見られた。少数派に回ったワイドパンツは数的には現状維持を続けている。今月、新たに登場したアイテムとして注目したいのはドット柄のフレアスカート。赤地に白の水玉、紺地に白の水玉など、80年代風のポップな色使いで若々しさを演出している。
夏仕様のアクセサリーとして目覚ましい上昇が見られたのはキャンバス地のビッグトート。その大半が生成り色で、上半身が隠れるくらいの大きなトートを肩から下げた若者が目立った。その対抗馬として一定の人気を保っているのが極小のチェーンバッグ。幅10cmにも満たないレザーバッグにゴールドチェーンのついたものが人気。スポーティーフェミニンどちらの装いでも斜めがけするのがポイントだ。
[ 観測日 ] 2019年4月18日・晴れ
表参道:気温22℃/湿度35
原 宿:気温21.6℃/湿度33
原宿
表参道