スポーツマインド全開! カラフルなナイロンパーカに注目
桜の開花が始まった東京ストリート。最も着用率が高かったのはトレンチコート。スポーティ派にもフェミニン派にも、ビジネススーツ派にも愛用されており、「猫も杓子も」という言葉がぴったりくるほど。今春は定番のベージュに加え、カーキやダルピンク、ブルーグレーといった濁りのあるカラーが登場。原宿界隈はミニ丈のトレンチコート、表参道はマキシ丈のトレンチコートが目立つ。
アウタートレンドとして注目したいのはナイロンパーカ。オーバーサイズのMA-1やフリースジャケットに代わる春先のアイテムという位置付けで、10代の若者に絶大な人気を誇る。パーツごとに色分けされたカラフルなデザインが特徴だ。ライダースジャケット、Gジャンといった比較的軽めのアウターも目立つ。インナーに着用するのはパーカやスウェットシャツ、小花柄のマキシ丈ワンピース、グレンチェックのオールインワンなど。今シーズン、フードは重要なディテールで、トレンチコート着用者でもフードを表に出して着こなすのがポイントだ。
ボトムでは一時期ほどの勢いはないものの、ワイドパンツが相変わらず支持されている。ミニ丈のタイトスカートがそれに続く。デニム素材が最も多く、コーデュロイやジャージー素材も好まれている。膝上10cmくらいのミニで、ショートソックスやスニーカーを合わせてスポーティにまとめられている。サイドに二重線の入ったトラックパンツは先月に比べて大幅に増加。ストリートスタイルは完全にスポーティー路線にシフトしたと言える。また、ショートパンツの上にプリーツスカートを重ねたり、チュールスカートを重ねた変形レイヤードスカートにも注目したい。
[ 観測日 ] 2019年3月25日・晴れ
表参道:気温13.8℃/湿度50
原 宿:気温13.9℃/湿度52
表参道
原宿