クリスマス直前の表参道・原宿で2018秋冬のストリートファッションをチェック！　今月、ストリートを席巻したのはウールのIラインコート。くるぶしまで届きそうなロング丈が主流で、ドロップショルダーのオーバーサイズが人気となっている。先月から登場しているチェックコートは今月も順当に推移。ジャケット類では毛足の長いエコファージャケットやプードルファージャケット、ヘムにファーをあしらったムートンジャケットなど、起毛素材のアイテムが目立つ。コート同様、ジャケットもお尻まですっぽり隠れるオーバーサイズが多い。一方、寒さが厳しくなると毎年、必ず登場するダウンコートは今年は少数派に回っている。

ボトムスでは、春夏秋と３シーズンにわたって人気を博したワイドパンツが大きく減少。代わって登場したのはふくらはぎ丈のタイトスカートだ。フロントやサイドにスリットが入ったデザインが多く、タータンチェックやグレンチェックといった柄物が好まれている。10代に限ってはミニのタイトスカートも見られる。また、パステルカラーのパンツや裾広がりのブーツカットパンツなど、70年代ヒッピーを思わせるアイテムが奇をてらったファッションを好む10〜20代の若者に支持を得ている。

アクセサリーで注目したいのはビッグサイズのコットントート。そのほとんどが生成り素材で、アルファベットロゴがモノトーンで大きくプリントされている。首回りの防寒アイテムはマフラー、ストールを押さえてスヌードが一番人気。どんなカラーコーディネートでも、なぜか白いスヌードを選ぶ傾向がある。

[ 観測日 ] 2018年12月20日・晴れ
表参道：気温13.2℃/湿度45‰
原　宿：気温10.9℃/湿度62‰

表参道

原宿