カジュアル化が進むストリート。シアーなトップスでドレッシーに
酷暑に見舞われた8月下旬、ストリートではTシャツにデニムのショートパンツ、Tシャツにデ二ムのワイドパンツといった、アメリカンカジュアルが一世を風靡している。トップス、ボトムスともにオーバーサイズを選び、真っ赤なリップとキャップを合わせてオルチャンファッション風にアレンジするのがポイントだ。
トップスで注目したいのはお尻まで隠れる長さのオーバーサイズTシャツ。ミニワンピース代わりに着用する10代の若者が目立った。その一方で、首回りや袖だけ透ける素材を採用したシースルーカットソーと組み合わせることで、カジュアルなスタイルをドレッシーに演出する20代層も見られた。そのほか、肩を露出させたオフショルダートップス、ウエストをマークしたマキシ丈ワンピース、キャミソールのようなストラップのオールインワンなどが先月に引き続き一定の支持層を保っている。
ボトムスで大多数を占めているのが断ち切りデニムのショートパンツ。暑さのためか、デニムのワイドパンツは次点に回った。ミニタイトスカート、ふくらはぎ丈のジャンパースカートにもデニム素材が使われており、デニムは今シーズンのトレンドに大きな影響を与えている。いずれのデニムアイテムもまた股上が深く、キレイめより退色系に人気がある。
プリントでは3色以上の同系色で構成されたストライプに注目したい。ボルドーxピンクx小花、マスタードイエローxベージュx白など、複数色を組み合わせたストライプが人気。ワンピースやマキシ丈フレアスカート、ワイドパンツなどのアイテムに取り入れられている。カラーでは鮮やかなレッドをポイント的に取り入れた着こなしが先月同様、数多く目的された。
[ 観測日 ] 2018年8月27日・晴れ
表参道:気温35.2℃/湿度51
原 宿:気温34.3℃/湿度51
表参道
原宿