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    2026年5月 東京定点観測
刺繍があしらわれたイージーパンツに注目
初夏のような晴天に恵まれた5月上旬の東京ストリート。蒸し暑ささえ感じる気候に誘われて、露出度の高いアイテムが多数登場している。オフショルダーやクロップド丈、フリルにシアー素材など、肌をチラ見せするトップスが目立つ。これまでオーバーサイズが好まれていたT シャツだが、今月に入りジャストフィットサイズへとシフト。イエローやレッドといった原色が目立ち、胸元に印刷されたアルファベットロゴがレトロな雰囲気を醸し出す。一方、ワンピースはカジュアル化の波に押されて少数派に転じた。

ボトムスではバレルレッグパンツがこれまで以上に増加傾向を見せている。ʼ90年代、全盛期のPUFFYが履いていたような緩めのワイドシルエットで、GIペルトを締めてスポーティーにまとめるのがポイントだ。もう一つ、急浮上アイテムとして注目したいのは、エンブロイダリーパンツ。パンツ全体、あるいは足元寄りに大胆に刺繍がほどこされたパンツは2026-2027秋冬コレクションで提案されたパジャマを彷彿とさせる。スウェットパンツやトランクパンツといったリラックス感漂うアイテムは人気継続中。一方、スカート類は10代女子を中心にティアードミニスカートが人気。ブーツやハイソックスを合わせてY2Kルックを演出する。パンツの上からスカートを重ね履きするレイヤードルックは先月に比べて増加傾向。膝丈のスカートをガッチリ重ね、コーディネートのアクセントとしている。

アクセサリーでは、紫外線防止用のファッションアイテムに注目したい。日傘や帽子は毎年登場するが、今夏は鼻から口、首まで覆うフェイスカバーが新たに登場。インバウンドで顔を覆う装いが一般化したためか、ストリートでも躊躇なくフェイスカバーを着用する姿が見られた。



[ 観測日 ] 2026年5月11日 / 晴れ / 表参道 (24.1℃/53%)、原宿(24.3℃/50%)

表参道

原宿