Y2K 本格再来! ミニ丈のアイテムが人気急上昇
ゴールデンウィーク只中の5月初旬。表参道・原宿には外国人観光客に混じって、10~20代の若者が多く訪れ、活気にあふれている。さわやかな初夏の陽気に誘われて、ストリートではミニ丈のアイテムが急増。トップスではお腹を露出させたクロップド丈のTシャツや、ミニ丈のワンピースが目立ち、Y2Kの本格的な再来を見せている。
ワンピースはフリルいっぱいのガーリーなデザインとタイトシルエットのシンプルなデザインの両極に別れるが、ボトムスにショートソックスと厚底シューズを合わせることで共通している。その他、開放感のあるU ネックT シャツ、ボートネックカットソーが増加傾向、裾広がりのペプラムカットソーもまた人気継続中増加を見せている。一方、お尻をすっぽり隠す長さのパーカやスウェットトップは減少傾向。オーバーサイズ人気はここにきて落ち着いてきたようだ。
ボトムスではショートパンツ、ミニタイトスカート、ミニプリーツスカートなど、ミニ丈のアイテムがバラエティ豊かに登場。ティアードスカートはこれまでロング丈が主流だったが、今月はミニ丈が優勢となり、新たなトレンドを形成している。明るいブルーのワイドジーンズは引き続き人気があり、フィット感のあるトップスを合わせることで、シルエットのバランスをとっている。ジーンズの上からシアーなラップスカートを巻いて、レイヤードを演出するスタイルも複数見られた。
プリントで注目したいのはボーダー。30代以降の高い年齢層でボーダーを取り入れる傾向にある。例年、春夏になると増加傾向を見せるボーダーだが、今夏はピッチの異なる変化球柄も登場しており、春夏の装いに新たな風を呼び込みそうだ。
[ 観測日 ] 2025年5月1日 / 晴れ / 表参道 (23℃/51%)、原宿(23.2℃/47%)

表参道

原宿