クロップド丈のトップス x ワイドデニムのY2Kコーデが再浮上
酷暑が続く8 月下旬の東京。空前のデニムブームが到来しているストリートは、クロップド丈のトップスにダボダボのジーンズといったカジュアルなスタイルが主流となっている。一番人気はクロップド丈のタンクトップ。色違いのものを重ねることでオシャレ度をアップさせている。ヴィンテージな雰囲気漂うレトロTシャツも増加傾向。ロックミュージシャンのロゴやイラストが描かれたものや、ラグランスリーブのデザインが10代の若者を中人に人気を博している。一方、フェミニン志向の若者にはパフスリーブのブラウスや、フリル付きのロングワンピースなど、ロマンティックなスタイルが人気。シアーなアイテムを重ねて甘さを強調させる。
外国人観光客のラフな装いに刺激されて、日本人の着こなしもより大胆に変化。例えば、暑い最中、キャップの上にかぶせてパーカのフードをかぶり威嚇するような姿を幾度となく見かけた。多様化が進む今、トレンドよりも自分らしさを演出する傾向が強くなっている。
ボトムスでは、前述のワイドデニムのほか、デニムのショートパンツ、ストリング使いのスウェットパンツ、体育着のようなトラックパンツが多く見られた。外出着というより、部屋からそのまま出てきたようなカ気楽さだ。スカート類はショートよりマキシ丈に優勢だ。
カラーでは、グレーを取り入れたコーディネートが急増。特にワンピースでグレーを選択する傾向にある。トーンの異なるグレーを組み合わせ、グレーの陰影を演出する。オールブラックのコーディネートは人気継続。差し色はフレッシュなグリーンに注目。ブラックのコーディネートの中に1点グリーンを取り入れて、色のコントラストを楽しんでいる。
[ 観測日 ] 2024年8月26日 / 薄曇り / 表参道 (32.1℃/61%) 原宿(32.4℃/64%)
表参道
原宿