本格的なお花見シーズンを迎えた東京ストリート。薄曇りの天気にもかかわらず、早くも日傘で肌をガードする女性たちの姿が見られた。スウェットウェアやパーカをアウター代わりに着用したり、ブラウスの上からロングベストを重ねたり、ボリューム袖のブラウスのみ着用するなど、スタイルは薄手の春仕様にシフト。定番のトレンチコートは増加傾向お見せており、マキシ丈、またはクロップド丈の両極端なデザインが人気だ。クロップド丈のデニムジャケットやボレロといった丈の短いアウターが新たに登場している点も見逃せない。一方、ワンピースは例年に比べて少なく、薄手の白のシャツワンピースが見られる程度だ。

ボトムスで注目したいのはワイドなデニムパンツ。韓国風ファッションに憧れる若者たちは、キャップとクロップドトップス、ジャストウエストのデニムパンツでカジュアルにまとめている。マキシ丈のデニムスカートも人気を博しておりスリットでセクシーさをアピール。コレクションサーキットで多数提案されたシアーなアイテムは、マキシ丈のチュールスカートやレーススカートとして登場。透け感はあるものの、露出度は高くない。10 代を中心に人気を博しているのはミニスカート。プリーツのデザインが最も多く、厚底ローファーまたは膝丈ブーツを合わせてスクールガール風にコーディネートする。

カラーでは蛍光グリーンが急浮上。アウターやワンピースなど、多様なアイテムで蛍光グリーンを取り入れた着こなしが見られた。スモーキーががかったピンクやパープルなど、”くすみ”カラーも人気だ。

[ 観測日 ] 2024年4月2日 / うすぐもり / 表参道 (17.4℃/36%) 原宿(17.8℃/38%)

表参道

原宿