ノーカラーのキルティングジャケットが再登場
春のような暖かさに見舞われた2月初旬のストリート。厚手のダウンコートを着用する人もいれば、スウェットウェアのみ、あるい
はブラウス1枚のみの人もおり、アウター選びにかなりのばらつきが見られた。そんな中、目立っていたのはノーカラーのキルティ
ングジャケットだ。ベージュやカーキといったナチュラルな色合いで、装飾のないすっきりとしたデザインが多い。襟なしのデザイ
ンはウールコートにも見られ、エレガントなスタイルを形作るのに一役買っている。スウェットウェアやパーカ、フリースジャケッ
トといった薄手のカジュアルなアウターも増加。新しい傾向としては、ケープコート、リンクコーデが登場している点も注目したい。
ボトムスでは、10~20代の若者を中心にミニ丈のアイテムが大人気。ミニスカートあるいはショートパンツにレザーブーツを合わ
せた王道のコーディネートがストリートを賑わせている。一方、30代以降の年齢層では、マキシ丈のロングスカートやフルレングス
のパンツが支持されている。サイドにラインの入ったトラックパンツは年齢を問わず人気。トップスはダウンジャケットで、ボトム
スにトラックパンツを合わせるスポーティーなスタイルが目立つ。反面、先月、人気を博したチュールスカートやティアードスカー
トといったガーリーなスカート類は急減した。
アクセサリーで注目したいのは前述のレザーブーツ。ミニ丈のボトムス着用者のほとんどがレザーブーツを選択する。ニーハイブー
ツを合わせたロリータ風コーディネートも見られる。スニーカーはブーツ人気に押されて少数派に回ったが、バケットハットにダボ
ダボのデニムパンツを合わせた韓国風ファッションに欠かせないアイテム。特に白の厚底デザインに人気がある。
[ 観測日 ] 2024年2月1日 / 晴れ / 表参道 (15.4℃/44%) 原宿(15.7℃/42%)
表参道
原宿