ショートパンツの人気が再燃
すっきりとしない梅雨空が続く6月下旬。東京・表参道/原宿ストリートはそんな気分を一掃するような夏のアイテムが満載だ。スタイルの傾向としてはTシャツ+ショートパンツといったアメリカンカジュアルが優勢。襟ぐりが大きく開いたフレンチスリーブTシャツにハイウエストのタイトスカート、あるいはショートパンツを合わせたスタイルが目立つ。アウターはGジャン、ニットカーディガンが若干見られる程度で、ざっくり編まれたサマーニットを重ね着したり、ネルシャツあるいはダンガリーシャツを腰に巻き、アウターアイテムとして流用している。一方、フェミニン志向に好まれていたワンピースは大きく後退。カジュアル色の強いジャージー素材のマキシ丈ワンピースに限っては復活の兆しが見られた。
ここ数年、サマーアイテムに欠かせない存在となっているショートパンツ。6月に入り、その人気が再燃している。一番人気はデニムのショートパンツだが、ジャストウエストのフレアタイプやフリル付きなど、アクセントをつけたデザインが登場している。20代以上の全年齢層に人気のあるクロップドパンツもまた、先月に比べて大幅な増加傾向が見られた。オ−ソドックスなジーンズは丈をロールアップし、クロップドパンツ風にアレンジして履く。
柄では、先月同様、ボーダー&ストライプのアイテムが人気を博している。ジャージー素材のアイテムとして着用されることが多く、マキシ丈スカートやカットソー、ワンピースにいたるまで、幅広いアイテムをカバー。10〜20代の比較的若い年齢層に好まれているのも特徴だ。
2014年6月 東京ストリートの注目アイテム (観測日:6月20日 晴れ、表参道:27.4℃/52%、原宿:26℃/61%)
*トップス:フレンチスリーブTシャツ、ブランジングカットソー、鍵編みサマーニット、パフスリーブニット、パフスリーブブラウス、シフォンブラウス、リボンブラウス、スリーブレス・オープンカラーシャツ、ダンガリーシャツ、ポロシャツ、スケーターワンピース、サロペット、チュニック、ふくらはぎ丈ワンピース、マキシ丈ワンピース、ニットカーディガン、ロングニットカーディガン、Gジャン、ジップアップブルゾン。
*ボトムス:クロップドパンツ、膝丈デニムスカート、デニムショートパンツ、フレアショートパンツ、フラワープリントパンツ、チュールスカート、ミニフレアスカート、膝丈フレアスカート、マキシ丈フレアスカート、ロールアップジーンズ、ハイソックス、ショートソックス、レギンス、ブラックタイツ、レースストッキング。
*アクセサリー:ストール、キャップ、中折れ帽、麦わら帽子、ベレー帽、日傘、アームカバー、丸型サングラス、カチューシャ、サスペンダー、トート、カゴバッグ、リュック、斜めがけショルダーバッグ、ストラップサンダル、トングサンダル、厚底パンプス、ローファー、スニーカー。
*カラー&プリント:カラー / ブラック、ピュアホワイト、ベージュ、ピンクベージュ、ライトグレー、カーキ、ネイビー、チャイニーズレッド、ラピスラズリブルー、フォレストグリーン、黄緑、エメラルドグリーン、フューシャピンク、パウダーピンク、パウダーイエロー、マスタードイエロー、パウダーブルー、シルバー、プリント/
ヴィンテージフラワー、小花、ボーダー、ストライプ、ドット、レオパード、チェック。
表参道
原宿