迷彩柄のタイトスカートが人気
さわやかな風が吹き抜ける5月下旬。春物コートは一切見られなくなり、Gジャンやカーディガンといった軽めのアウターや、チェックのネルシャツを羽織ってアウター代わりにする姿が目立った。トップスで注目したいのはメンズライクなシャツワンピース。デニムや薄手のコットンなどの素材で仕立てられたシャツワンピースをシンプルに着こなしている。デニムシャツはワンピースとして、またはフロントボタンを留めずにアウターとして着用されている。
ボトムスの一番人気はタイトミニスカート。先月に比べてその勢いはさらに加速。10代の若者から中年女性まで、幅広い年齢層で支持を得ている。ジャストウエストで、丈は膝よりやや上か、膝丈ちょうどの長さが多い。ベルトをしない代わりにフロントにファスナーやボタンをつけ、装飾的に見せている。今月、特に目立ったのは迷彩柄のタイトミニスカート。ボタニカルプリントはスカートやパンツ、ワンピースとバラエティ豊かなアイテムで見られるが、迷彩柄はタイトミニスカートに一極集中。10〜20代の比較的若い年齢層に好んで着用されている。
プリントでは上記の迷彩、ボタニカルのほか、ボーダーにも注目したい。今月は黒x白(紺x白)のほか、紺xグリーン、茶xピンク、複数色を配したものなど、カラー展開が複雑化している。
コーディネートでは先月同様、ショートソックスを絡めたスタイルが浸透している。透け感のあるレーシーなタイプが多く、スニーカーか厚底サンダルと組み合わせて履く。暑さが厳しくなる夏に向けて、ショートソックスを用いたコーディネートはますます増加しそうだ。
2014年5月 東京ストリートの注目アイテム (観測日:5月23日 晴れ、表参道:20.3℃/54%、原宿:20.9℃/53%)
*トップス:クルーネックTシャツ、ラグランスリーブTシャツ、チュニック、ミニワンピース、シャツワンピース、マキシ丈ワンピース、ジャージーワンピース、白シャツ、シフォンカットソー、ペプラムカットソー、ダンガリーシャツ、パーカ、トレーナー、ネルシャツ、Gジャン、カーディガン、ロングカーディガン、スタジアムジャンパー、ライダースジャケット。
*ボトムス:タイトミニスカート、シフォンミニスカート、フレアミニスカート、フレアマキシスカート、ショートパンツ、ティアードスカート、スキニーストレッチパンツ、フラワープリントパンツ、クロップドパンツ、ワイドパンツ、サロペット、ロンパー、ストレートジーンズ、レースのショートソックス、レギンス。
*アクセサリー:ストラップサンダル、厚底サンダル、スニーカー、ハイカットスニーカー、ローファー、シャーリングブーツ、ムートンブーツ、斜めがけスクエアショルダーバッグ、ミニボストンバッグ、リュック、カゴバッグ、トート、ナロータイ、カチューシャ、日傘、キャップ、女優帽、麦わら帽子、大きめフレームのサングラス、ストール、スカーフ。
*カラー&プリント:カラー / ピュアホワイト、オフホワイト、ブラック、ネイビー、ライトグレー、オレンジ、ピンクベージュ、カーキ、エメラルドグリーン、フォレストグリーン、パウダーブルー、パウダーイエロー、ボルドー、ショッキングピンク、チャイニーズレッド、ビタミングリーン、マスタードイエロー、プリント/
迷彩、ボーダー、ストライプ、ボタニカルプリント、ギンガムチェック、チェック。
表参道
原宿