プロデューサー巻きの人気が再燃。ニットカーディガンの着こなしに注目
秋の訪れは感じられるものの、日向に出るとまだまだ汗ばむくらいの暑さが続くストリート。タンクトップ一枚の人もいれば、あえてジャケットを着用する人もおり、夏物と秋物が混じり合っている。最も目立ったのは薄手のカーディガンをプロデューサー巻きにしたスタイル。夏の間、減少傾向が見られたが、猛暑から解放されたいま、再び増加に転じている。アウターはこれらのカーディガンに加え、トッパーカーディガン、ロングカーディガンなど、ゆったり着こなせるニットアイテムが人気。インナーではシフォン素材を使った透け感のあるブラウスやカットソーが好まれている。パフスリーブになっていたり、ブラウジングが施されており、お嬢様風にアレンジされたものに勢いがある。
ボトムではフラワープリントパンツが根強い人気。比較的タイトなフォルムが目立ち、中にはレギンスのようにストレッチの利いたものもある。フラワープリントはショートパンツの柄としても使われており、男女問わず、次シーズンも人気が継続しそうだ。
カラーでは深い青“ラピスラズリブルー”をポイント的に取り入れたスタイルに注目。単色使いが基本で、トップスまたはスカート、あるいはストールなど、どれか一つのアイテムにラピスラズリブルーを採用したコーディネートが目についた。柄では前述の花柄のほか、レオパードを中心としたアニマル柄が増加傾向を見せている点を押さえておきたい。
2013年9月 東京ストリートの注目アイテム (表参道:9月19日/28.5℃/41%/晴れ、原宿:9月19日/27.1℃/44%/晴れ)
[トップス] Tシャツ、タンクトップ、シフォンブラウス、丸衿ブラウス、ブラウジングカットソー、スケーターワンピース、ジャージーワンピース、カシュクールワンピース、カシュクールカットソー、パフスリーブブラウス、パフスリーブカットソー、コットンカットソー、ダンガリーシャツ、ポロシャツ、ビスチェ、ロンパース、ニットカーディガン、ロングカーディガン、トッパーカーディガン、ジレ、パーカ、Gジャン、テーラードジャケット。
[ボトムス] ショートパンツ、クロップドパンツ、プリントパンツ、断ち切りデニムのミニスカート、プリーツミニスカート、タイトミニスカート、ジャンパースカート、膝丈フレアスカート、フレアロングスカート、フィッシュテールスカート、ストレートジーンズ、ロールアップジーンズ、ワイドパンツ、レギンス、ブラックタイツ、ニーハイソックス、ハイソックス、ショートソックス。
[アクセサリー] ニット帽、ベレー帽、キャップ、麦わら帽子、日傘、ストール、ウェリントンサングラス、斜めがけミニショルダーバッグ、クラッチバッグ、トート、ウエストポーチ、リュック、ショートブーツ、スニーカー、ストラップパンプス、フラットパンプス、トングサンダル、厚底サンダル。
[カラー&プリント] カラー / ブラック、グレー、ベージュ、ヌードベージュ、ピンクベージュ、カーキ、ネイビー、ラピスラズリブルー、パープル、ボルドー、エメラルドグリーン、黄緑、ダークグリーン、パウダーピンク、パウダーイエロー。プリント/ ボーダー、小花、ストライプ、レオパード、星、雲。
表参道
原宿