ファッション動画配信サービス「ファッションニュース・エクスプレスBB」
    FASHION SEMINAR「2016-2017秋冬 カラートレンド詳報」
ソフトで穏やかな中間色がトレンドに
 来シーズンのカラートレンドをいち早くお伝えするファッションスペシャリスト向けセミナー。一般社団法人 日本流行色協会/ファッション・ディレクターの中村芳道氏を講師に迎え、社会環境動向やインターカラー、JAFCAカラー、プルミエール・ヴィジョンから提案されるカラーチャートをもとにトレンド予測。カラーパレットやスライドショーを用いて詳しく解説する。

[ 2016-2017秋冬 JAFCAレディスウェア・ファッションカラー ]
1. Embraing(エンブレーシング/抱擁する)
ソフトで穏やかな中間色。
キーカラーは抑制の効いた甘さのピンク、ミニマルで静かなムードに合うライトグレイッシュトーン。
2. Manifesto(マニフェスト/宣言書)
強い主張や動的イメージを表現したパレット。生命力のあるストロングやヴィヴィッド色で構成。アート感覚を取り込み、大胆さやアンバランス感も表現。
3. Visionary(ヴィジョナリー/空想的な)
軽やかで未来的なパレット。ライトやペール、モデレート色で構成。最先端のバイオテクノロジーや光のスペクトルから発想し、カラフルだが冷静さを持つパレット。
4. Quality(クオリティ/質素)
さまざまな黒を集めたパレット。黒の持つ終末感や不気味さよりも最先端素材への期待を込めたモダンな色としての位置づけ。白に変わる色としても注目。

[ 2016-2017秋冬 配色の傾向 ]
Impure Contrast(濁色の対比, 2015秋冬)からChiaroscuro(キアロスクーロ, 絵1. 画の明暗技法)へ。
1. 微妙な調和感がある配色(グラデーション配色、一色に見える配色、トーナル配色)。
2. 色彩が際立つ配色(コントラスト配色)、バイカラー配色、多色使い、アクセント・カラー配色。

2016-2017秋冬 カラートレンド詳報

2016-2017秋冬 カラートレンド詳報