新進デザイナー2人がピッグスキンに新たな息吹をもたらす
メイドイン東京の皮革素材、ピッグスキンを用いたファッションショー「PIGGY'S SPECILAL」が2017年11月28日、繊維総合見本市「JFW JAPAN CREATION2018」特設会場で開催された。1982年から実施されている歴史あるイベントで、毎年、東京を代表する新人デザイナーを起用することで注目を集めている。2018年度はTOKYO新人デザイナーファッション大賞プロ部門を受賞した「LOKITHO(ロキト)」「SHIROMA(シロマ)」の2ブランドがコレクションを披露した。
「LOKITHO」(デザイナー:木村晶彦)はピッグスキンを純白に加工する技術に着目し、他のレザーにはない白の美しさをエレガントなスタイルに落とし込んだ。一方「SHIROMA」(デザイナー:城間志保)はスウェード用になめされた革を銀面使いし、スウェード独特のやわらかさを演出。素材表面に自然にできた傷をあえて生かすコレクションを展開した。
LOKITHO
SHIROMA