2019春夏シーズンの最後を飾るパリオートクチュールコレクションが1月21日?24日の4日間に渡って開催された。マクロン政権への抗議デモの影響が懸念されたが、どの会場でも大きなトラブルなく進行。公式参加の31ブランドがデザイン性の高いドレスを披露した。今シーズンパリオートクチュールで特に目を引いたのは情熱的な真紅のドレス。中国の祝祭で使用されるような紅色一色でトータルコーディネートしたインパクトのあるスタイルが多数提案された。

「DIOR(ディオール)」(アーティスティックディレクター: マリア・グラツィア・キウイ)は”サーカス”をテーマに、アクロバティックなパフォーマンスを展開した。ブランコ乗りを思わせるミニドレスやピエロ風のセットアップスーツの要所に真紅が採用されている。

DIOR

VIKTOR&ROLF