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    2021春夏 ニューヨークコレクション
ニューヨークに進出した日本人デザイナーたちに注目
フィジカルからデジタルへ。新型コロナウイルスの感染拡大により、ファッション業界が大きく動いた。9月13日〜16日の4日間に開催された2021春夏ニューヨークコレクションでは、公式スケジュールに75ブランドが名を連ねたものの、室内では無観客、屋外では観客50人以内という制限が設けられた。そのほとんどがインターネットを通じてのオンラインプレゼンテーション形式となった。激動の時代を迎えたファッション業界だが、実は新型コロナの脅威をもろともせず、ニューヨークコレクションに果敢に挑んだ日本人デザイナーたちがいる。番組では、「KOZABURO(コウザブロウ)」「KUON(クオン)」「N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE (N.ハリウッド・テスト・プロダクト・エクスチェンジ・サービス)」「OVERCOAT(オーバーコート)」「TADASHI SHOJI(タダシ・ショウジ)」「THE KEIJI(ザ・ケイジ)」の6ブランドにフォーカス!

2021春夏の注目トレンドは厳しい時代を乗り越えた先に広がるような、鮮やかな色彩で描かれたフラワープリント。数シーズン前から続くサスティナビリティの流れは今シーズンも健在で、天然素材や自然由来のモチーフがスタイルを華やかに飾っている。

赤坂公三郎が手がける「KOZABURO(コウザブロウ)」はデジタルファッションショーのプラットフォーム”RUNWAY360”を通じてコレクションを披露。90年代のフューチャリズムとユニフォームをミックスさせたスタイルが360度カメラで生き生きと映し出された。一方、石橋真一郎が展開する「KUON(クオン)」は “kachofugetsu(花鳥風月)”をテーマに、明るい日差しの中でゆったりとした時間を過ごせるようなリラックスムード漂うストリートスタイルを提案。ややオーバーサイズのルーズなシルエットとパステルカラーで着心地のよさをアピールする。

LAを拠点に活動する「TADASHI SHOJI(タダシ・ショージ)」が提案したのはトロピカルフラワー満載のフェミニンドレス。”困難からの復活、溢れる生命力”をテーマに、瑞々しい花の息吹が感じられるフラワープリントのAラインドレスを並べた。

TADASHI SHOJI

KOZABURO