ロックダウン最中の2月19〜23日に開催された2021-2022秋冬 ロンドンコレクション。パンデミックの影響により、通常なら1月に行われるメンズコレクションと2月のウィメンズコレクションが統合され、参加ブランドすべてがオンラインでの発表という前代未聞のシーズンとなった。

日本からは第6回 東京ファッションアワードを受賞した「FUMIE TANAKA(フミエタナカ)」「IHNN(イン)」「meanswhile(ミーンズワイル)」「RequaL≡(リコール)」「SHOOP(シュープ)」「YUKI HASHIMOTO(ユウキ ハシモト)」の6ブランドが参加。番組では同アワードに選ばれた5ブランドと、2014-2-15秋冬からロンドンコレクションに参加している「TOGA(トーガ)」、ロンドンを拠点に創作活動をしている「JU-NNA(ジュナ)」のコレクションを紹介する。

「THE Dallas(ザ・ダラス)」から「FUMIE TANAKAフミエ・タナカ」へ。 自身の名を冠したブランド名に改め、飛躍し続けるデザイナー田中文江。今季は”millefeuille(ミルフィーユ)”をテーマに、ベージュの?が重なり合う美しさを表現した。パールやリボンといったフェミニンなディテールがクラシカルな雰囲気のスタイルを一層エレガントに見せている。

「JU-NNA(ジュナ)」はデザイナー中村淳がロンドンを拠点に展開するウィメンズブランド。日本の伝統工芸である”絞り”を軸に据えたデザインで、世界的に注目されている。今季はアムステルダムとイスタンブールで活動をづづけるアーティストAlea Pinar Du Pre(アレア・ピナール・ドゥ・プレ)の作品をプリント加工した作品を披露。プリントと無地のコントラストをメインテーマにコレクション制作した。

FUMIE TANAKA

JU-NNA